|
南極隕石ラボラトリー 南極隕石について |
|
7. 南極隕石の集積南極隕石は、内陸の山脈周辺部に限って見つかります。こうした南極内陸に出現する山脈の周辺は、共通して、氷床面が雪面でなく、裸氷が露出しています。これは降雪が地下で厚密して氷になったのが、氷床流動に伴い、内部から湧き上がってきているものです。通常は、氷床は内陸から沿岸へ向けて流動しており、最後は沿岸で氷山となり、流出します。しかし、内陸に山脈が出現する地域では、山脈の存在により、局所的な氷床の上昇流が生じます。また、この地域は「かたば風」が強く上昇してきた氷は連続的に昇華していき、よく上昇量と昇華量とがほぼ釣り合っています。この結果、内部から湧きあがってきた隕石が表面に残ると考えられています。こうしたことから、隕石の集積モデルが提出されています。
|
|